こんばんは
木造住宅は、本当に材木をたくさん使っています。
種類も様々、今や、技術の進歩で集成材なんてものが
木と木を張り合わせて、一本の材木として使用します。
接着剤の進歩で、確立された材料です。
一本物の材木では、乾燥伸縮の影響で割れや、曲がりなどおきますが、集成材はそのような現象は皆無でしょう。
ベテランの棟梁に言われた事があります。
集成材なんて、木じゃねー。曲がり、割れてこそ、生きている木なんだ!
それの特性を、生かして家を造るのが、大工の仕事だぜ!
なーるほど、格好いい事いうなー。
良く、大工さんが材木を切ったり、削ったりする前に、片目をつぶり、材木を手元から先の方を良く見定めます。
これって、木の曲がりや、ねじれの状態を見るのと、この木はどちらの方向に曲がるのか?
と予想しています。
木表、木裏という表現をしますね。
丁寧な仕事の裏には、このような動作があります。
地場工務店には、このような仕事をする大工さんが、沢山、残っていますよ。